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2026/07/12 09:33

クラフトビールを選ぶとき、苦みや香りだけでなく、使われている素材を見ると、選び方が少し変わります。

ひみつビールでは、米やライ麦、果実やハーブを自分たちで育て、ビールの仕込みに使っています。

今回は、自家栽培の素材がビールの中でどんな役割を持っているのかが分かりやすい3本を紹介します。

1. 自家栽培米でホップの香りを引き立てる「ネルソンブロンド」

ネルソンブロンドは、自家栽培のコシヒカリを使ったブロンドエールです。

主役は、ニュージーランド産のホップ「ネルソンソーヴィン」。白葡萄を思わせる香りが特徴です。

自家栽培のコシヒカリは、飲み口を軽くし、ホップの特徴を感じやすくするために使われています。お米を前に出すのではなく、ホップの香りを支える役割です。

白葡萄のような香りを楽しみながら、その後ろにあるお米の働きにも目を向けたいビールです。

2. 背丈まで育てたライ麦を手作業で仕込む「ムササビロッゲン」

ムササビロッゲンは、自家栽培のライ麦で仕込んだロッゲンビアです。

ライ麦は、背丈ほどの高さになるまで育て、収穫と脱穀も毎年すべて手作業で行っています。年ごとに出来が変わるため、その年の状態に合わせて仕込みを微調整しています。

ロッゲンビアは、ライ麦を使うドイツ由来のスタイルです。ライ麦パンを思わせるような香ばしさと、穀物のコクを楽しめます。

果実やホップの華やかさとは違う、穀物から生まれる風味をゆっくり味わいたい日に選びたいビールです。

3. 畑の果実とハーブ6種をひとつにした「Gather&Give」

Gather&Giveには、八朔、夏みかん、柚子、ローズマリー、カモミール、タイムの6種類を使っています。どれも、ひみつビールが自分たちで育てた素材です。

果実とハーブをいくつも使っていますが、どれか一つだけを強く出すための仕込みではありません。柑橘とハーブが重なった香りを、ひとつのまとまりとして楽しむペールエールです。

このビールは、本屋とブルワリーが素材を持ち寄ったコラボレーションから生まれました。名前には、集まる時間を彩りたいという思いが込められています。

使われている6つの素材を確かめながら、香りの重なりを楽しんでみてください。

自家栽培でも、素材の役割はそれぞれ違う

同じ自家栽培の素材でも、ビールの中での役割はそれぞれ違います。

お米はホップの香りを引き立て、ライ麦は穀物のコクや香ばしさにつながり、果実とハーブは重なりのある香りをつくります。

味の強弱だけでなく、「何を育て、どう使っているか」を見て選ぶのも、ひみつビールの楽しみ方のひとつです。

次の一本を選ぶときは、ラベルの向こうにある素材にも目を向けてみてください。

※20歳未満の方への酒類販売はいたしません。

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